矯正後はきちんと対策をしないと、もとの悪い歯並びに戻ってしまう後戻りが起きるリスクがあります。
そこで今回は、矯正後の後戻りを防ぐためのポイントを3つピックアップして紹介します。
~矯正後の後戻りを防ぐには?~
◎保定装置(リテーナー)を使用する
矯正後の後戻りを防ぐには、保定装置を使用することが重要です。保定装置とは、矯正治療でキレイに整えた歯並びを安定させるための装置のことで、リテーナーとも呼ばれます。矯正後は歯が動きやすい状態になっているので、放っておくと後戻りしてしまう可能性が高いです。保定装置を正しく使用することで、キレイに整えた歯並びを安定させることができるので、後戻りを防ぐことができます。
◎歯並びに悪影響を与える癖を改善する
矯正後の後戻りを防ぐためには、歯並びに悪影響を与える癖を改善することも重要です。舌の癖や口呼吸といった悪習癖(歯周組織に悪影響を及ぼす舌や口唇の癖)は、後戻りの原因になります。本来、矯正治療の開始と同時に舌の癖や口呼吸などの改善をはじめるのが一般的ですが、矯正装置を外すまでにそれらの癖を改善しておくことが重要です。
◎予定通りに通院する
矯正後の後戻りを防ぐためには、予定通り通院することも重要です。「せっかく矯正装置が外れたのに何で通院しなければいけないんだ」と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、矯正後に通院することで、歯列の確認やリテーナーの調整など、後戻りを予防するために必要なメンテナンスを行ってもらえます。そのため、矯正後も後戻りを予防するために、予定通りに通院をすることが重要です。
以上、今回は矯正後の後戻りを防ぐためのポイントを3つピックアップして紹介しました。
今回紹介したポイント以外にも、後戻りを防ぐためのポイントは多数存在しますので、気になる方は一度当院にご相談ください。