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裏側矯正

裏側矯正のメリットを3つピックアップ!

従来のワイヤー矯正は、歯の表側に矯正装置を装着する表側矯正が一般的でしたが、最近では歯の裏側に矯正装置を装着する裏側矯正が注目されています。
そこで今回は、裏側矯正のメリットを3つピックアップして紹介します。

〜裏側矯正のメリット〜
◎矯正装置が目立ちにくい
裏側矯正をする上で最大のメリットは、矯正装置が目立ちにくいことでしょう。ワイヤー矯正の中でも表側矯正は、歯の表面に矯正装置を装着するので、どうしても矯正装置が目立ってしまいます。一方で裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を装着するので、矯正装置が目立ちにくいです。そのため、周りに気づかれずに矯正治療をすることができるでしょう。

◎矯正中の虫歯トラブルが起きにくい
矯正中は歯に矯正装置を装着する必要があり、汚れや細菌が溜まりやすく、歯磨きがしにくくなるため、虫歯になるリスクが高いです。しかし、歯の裏側は歯の表面の中で一番硬いエナメル質が、歯の表側の3倍も厚いため、虫歯になりにくいと言われています。また、歯の裏側は常に唾液が循環しているため、殺菌作用や再石灰化作用などにより虫歯の原因となる菌が繁殖しにくい環境になっています。ただし、矯正治療前よりも歯磨きがしにくいことは変わりないので、裏側矯正だからといって歯磨きを疎かにするのではなく、丁寧な歯磨きが重要です。

◎前歯が引っ込みやすくなる
矯正治療では、歯を抜いてスペースを作り、そのスペース分だけ前歯を後ろに移動させることで歯並びを整える方法を取る場合があります。この場合、奥歯を固定して前歯を引っ張ることで歯を移動させます。しかし、表側矯正では奥歯が前方に引っ張られてしまい、歯の移動のコントロールが難しい場合があるのです。一方で裏側矯正は、歯を後方に引き込むことを得意とするので、スムーズに前歯を移動できる可能性が高いです。

以上、今回は裏側矯正のメリットを3つピックアップして紹介しました。
裏側矯正には多数のメリットが存在しますが、デメリットも存在します。そのため、裏側矯正をお考えの際は、一度当院にご相談ください。
当院は矯正治療の専門医院として、従来の表側のワイヤー矯正だけでなく、裏側矯正やマウスピース矯正にも対応しております。

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